倉敷地域農業者のつどいが、29日、マービーふれあいセンターで開かれ、地域農業の活性化ための方策などを探りました。
平成27年度の「倉敷地域農業者のつどい」には、倉敷・総社・早島の3市町の農業従事者や就農アドバイザーなど農業振興関係者約150人が参加しました。はじめに、倉敷地方農業士会大熊公平会長から「地域農業の活性化を目指し有意義なつどいにしましょう」と挨拶がありました。続いて平成27年度の新規就農者激励会に移り、倉敷市船穂町の石井紀明さん総社市西郡の劒持孝明さんはじめブドウ、モモ、セロリなどの生産に取り組み始めた13人が紹介されました。「若い感覚で地域農業に新しい風をもたらしてください」と激励の言葉と花束が贈られると新規就農者は、「産地の名に恥じないよう消費者に愛される農産物作りに努めていきます」と農業への意気込みを語りました。さらに、総社もも生産組合の秋山陽太郎組合長が「日本一の桃生産地を目指して」と題して、高品質な桃作りのための栽培方法や出荷、販路拡大法などこれまでの取り組みを発表しました。このほか、農業の基本である土づくりと人の健康に関する講演も行われ参加者は農業経営のための認識を深めていました。




