倉敷市は、三人乗り自転車の貸し出しを今年度で終了すると発表しました。
倉敷市では、道路交通法の改正にあわせて使用が認められた三人乗り自転車の普及啓発を目的に、平成22年11月から貸し出し事業を始めました。1歳以上6歳未満の幼児が2人以上いる世帯が対象で、当初は市が所有する64台すべて貸し出されるほど人気でした。しかし、近年はピーク時の3分の2程度に減少。市内の一般家庭での三人乗り自転車の普及台数も、年間1200台ずつ増加し、普及啓発を目的とする事業の目的は達成したとして、貸し出しの終了を決めたということです。また、貸し出し用自転車の経年劣化も激しく、安全確保が難しいことも要因だそうです。貸し出し用自転車について、倉敷市では今後、交通安全教室などで活用していく方針です。




