倉敷市立短期大学の服飾美術学科で学ぶ学生による卒業制作作品の研究発表会が行われました。
倉敷市立短期大学では今年、短大2年生と専攻科2年生のあわせて70人が卒業制作に取り組みました。学生たちは「アート」や「デザイン」などジャンルごとに8つのゼミに分かれ全員が制作の意図や苦労した点を1人5分間で発表しました。ファッションデザインゼミの奥野裕美子さんは母と子どもの親子服について研究。似ているが違うデザイン、遠目に見て親子と分かるデザインを発表しました。また、久冨木菜々子さんは黒色と銀色をモチーフに、「宇宙」をテーマにしたドレスを制作しました。宇宙の雰囲気を出すためにサテンやレザーを素材に選びました。一方、小寺真由美さんはチュールと呼ばれる薄手の生地を使ったドレスを制作。柔らかい生地を苦労しながらミシンをかけました。学生たちの卒業制作は今月23日から倉敷市立美術館で展示されます。会場では学生による投票も行われ優秀作品賞が決まることになっています。




