高齢者が暮らしやすい地域をつくるための研修会が、倉敷市で開かれました。
倉敷市が、高齢者を支え合える地域づくりを進めてもらおうと開いたものです。地区の社会福祉協議会や愛育委員会のメンバーなど約250人が出席した研修会では、公益財団法人さわやか福祉財団の清水 肇子理事長による地域づくりについての講演が行われました。清水理事長は一人暮らしの高齢者の孤立が大きな課題と指摘した後、一人暮らしの高齢者の約4割が孤独死を身近に感じていることや、幸福に感じる度合いが男性は女性の約半分であることなどを説明しました。そして、高齢者を地域住民が協力して助け合えるネットワーク作りや居場所作りをすることが重要であると訴えました。
【インタビュー】▽倉敷市保健福祉局 吉田 昌司 参与
講演会に続いて、「高齢者の居場所作り」をテーマに地域で活動する団体の代表者や大学関係者などによるパネルディスカッションが開かれました。




