２０１６年１月１日から大原美術館で開催中の企画展第１２回「ＡＭ倉敷」より千葉県在住のペインター（油彩作家）松川朋奈さんの作品をご紹介します。
「ＡＭ倉敷」は、アーティストが倉敷との出会いを通じて作品を制作・公開する大原美術館の特別・企画展です。１２回目は、愛知県生まれ、千葉県在住の油彩作家松川朋奈さん２８歳による「横顔、あるいは泣くための椅子」と題した作品展を紹介しています。松川さんは、多摩美術大学在学中から同世代の女性たちの生活習慣や癖などに見られる人の痕跡をテーマにした絵画を描いています。今回は、２年前から倉敷近郊でリサーチを重ね２０代から４０代の女性たちにインタビュー取材し、その中から７人を取り上げ印象に残ったフレーズや持ち物などをモチーフした作品９点を展示しています。
【インタビュー】ペインター松川朋奈さん
日焼け痕などの痕跡がリアルに表現された作品は、写真を思わせるほどに写実性に富んでいて、まるで、映画のワンシーンのような画面になっています。「ＡＭ倉敷」松川朋奈作品展は、３月１３日まで大原美術館で開かれています。
