倉敷人権擁護委員協議会は中学生から募集した人権作文の優秀作品発表会を開催しました。
法務省と人権擁護委員連合会は昭和56年から人権尊重の重要性を理解してもらい、豊かな人権感覚を身に着けてもらおうと作文コンテストを行っています。この日は、倉敷地区大会で優秀作品に選ばれた3人の作文が発表されました。倉敷市立東中学校1年、鐘方春陽さんは「生き生きと生きる~笑顔~」と題した作文を披露しました。障がい者に列車の旅をしてもらう取り組みひまわり号の見送りに参加したことで障がいのある人と笑顔で交流できた喜びを表現しました。また、倉敷市立味野中学校2年、吉岡美桜さんは、障がい者を憐れむ会話を教室で聞いた体験をもとに障害のある家族がいることはかわいそうでも、不幸でもないとしました。集まった人たちは、中学生の作文を聞き、感心しながら拍手をおくっていました。倉敷人権擁護委員協議会では募集した作文を披露する機会がこれまでなかったことから今回初めて発表会を開催し、今後も継続していきたい考えです。




