大規模な林野火災を想定した訓練が7日倉敷市内で行われました。
消防訓練は倉敷市曽原の「倉敷美しい森」で行われ、市内の消防署員や消防団員、およそ120人が参加しました。施設内の炊事棟付近で出火し、折からの風にあおられ、山林に燃え広がったという想定のもと、訓練が始まりました。管理人が火災を発見し、119番通報を行うと18台の消防車などがすぐに駆けつけました。現場に到着した消防署員や消防団員は通報の情報に基づいて迅速に消火に当たっていました。高低差があり、放水の圧力が落ちやすい山中での消火活動のため、水の圧力を増やす可搬ポンプの操作や、送水の中継方法なども念入りに確認していました。倉敷市消防局守安隆一局長倉敷市内ではここ数年大規模な林野火災は発生していませんが倉敷消防局などはより一層、山火事防止に努めていきたいとしています。




