備中地域の伝統文化を学ぶ講座「備中志塾」が開かれました。
高梁川流域学校が主催して今年8月から5回シリーズで開催しています。最終回のテーマは「酒と肴」です。民俗学者で高梁川流域学校の校長神崎 宣武さんが講師を務め、日本の儀礼と酒の関係性を紹介しました。そのうえで、盃事は乾杯と違い、酒と肴が用いられるといった、酒肴文化などについて説明しました。また、今も備中地域に残っている、祭り当番の引継ぎの際に行われる盃事「祭りの当番渡し」も再現されました。講義後には、改まった席で酒の肴にされていたという「本膳料理」が出され、参加者は、盃の受け方などの伝統的な儀礼や作法を
体験していました。
【インタビュー】▽参加者はー(2人) ▽高梁川流域学校 神崎 宣武 校長
講義や体験を通して参加者は、伝統的文化への関心を深めていました。




