岡山県教委などから「学力向上実践校事業」の指定を受けている倉敷市立倉敷南小学校は、中間発表会で公開授業を行いました。
倉敷南小学校が、研究科目としている算数の公開授業が行われ市内の小学校・中学校の教師などが見学に訪れました。倉敷南小学校は平成２１・２２年度に岡山県教育委員会と倉敷市教育委員会から「学力向上実践校事業」の指定を受け、「自分の考えをもち、伝え合う児童の育成」を研究主題としています。３年生は掛け算の授業を行いました。図を使いながら問題を解いていき、正解が分かった児童は自分の考えを全員の前で発表するなど児童が中心になって授業を進めていきました。５年生の教室では算数の理解度によってクラスを二つにわけ授業を行います。算数が苦手な児童も図を使うなど、楽しみながら算数を理解することで積極的に発表ができるようになるそうです。見学の教師たちは内容を参考にしようと熱心に聞いていました。倉敷南小学校はきょうの公開授業での意見や課題を生かして、来年１１月にも公開授業を行う予定です。
