育児や介護などのために退職し、再就職を希望する女性を対象にしたセミナーが、総社市の働く婦人の家で開かれ、フリーアナウンサーの森田恵子さんが印象が良くなる話し方を指導しました。
セミナーは厚生労働省の外郭団体21世紀職業財団岡山事務所が開いたもので、総社市内の主婦を中心に17人が参加しました。講師の森田さんは「初対面の人と話すことで緊張するのはアナウンサーも同じ」と言い、まずは笑顔で話せるように顔の筋肉をほぐすトレーニングを指導しました。化粧をするときは鏡の前で色々な顔をして人前で話す時の自分の表情を知ることが大切だと話しました。森田さんはアナウンサー生活の中で、発音や話し方のテクニックを磨くことばかりを意識した時期があったと振り返り、「自分の話し方がどんな印象を与えるのか」を家族や友人に聞いてみることで自分を知ることができる、と話し実践するよう呼びかけました。総社市働く婦人の家では、女性の社会進出や男女共同参画を進めており、生きがい作りのための講座などが行われています。




