岡山市と倉敷市の中心部を東西に結ぶ幹線道路県道吉備津松島線、通称・新幹線側道の全線4車線化が完了し、あす5日開通します。
開通する区間は、岡山市北区中撫川と倉敷市上東の間840mです。足守川をまたぐ区間で、県道吉備津松島線の倉敷方面へ向かう下り車線として供用します。片側2車線で、歩道も整備されています。総事業費は35億円です。この路線は「新幹線側道」と呼ばれ、岡山・倉敷の中心部を結ぶ旧国道2号のバイパス的な機能を担っています。平成6年から、段階的に4車線化を進めていましたが、近年は岡山駅西口方面から倉敷駅北口・イオンモール倉敷方面を結ぶ路線として交通量の増加が激しく、慢性的な渋滞が起きていました。道路を整備した岡山県などは、全線4車線化により、交通の円滑化、さらに岡山・倉敷間の連携強化を期待しています。なお、ばら園北口交差点付近の上り車線では、12月いっぱい工事を続けるということです。




