改めて公設民営化を目指している玉野市民病院について、市民団体が具体的ないきさつや医師確保への見通しなどを尋ねる公開質問状を玉野市に提出しました。
玉野市役所を訪れたのは、地域医療と玉野市民病院を守る会の向野宏治代表をはじめ4人です。向野代表は、公設公営を継続するよう求める90人分の署名と公開質問状を、黒田晋市長に手渡しました。質問は4つの項目にわたり、指定管理者制度への移行について、医師の確保について、それぞれ懸念を示し、具体的な対応策をただしています。また、指定管理者を選ぶ過程が見えないとして、市民への説明を求めています。玉野市は、市民病院の公設民営化直前に指定管理者が辞退したのを受け、徳島県の医療法人を新たな指定管理者にしようと交渉を続けています。今月3日までに非公開の選定委員会を2回開いていますが、まだ決定には至っていません。




