備中県民局は備中地域の地酒に関する講座を開き、講座生が保存方法や酒器による味の変化などについて学びました。
地酒に関する講座は、備中県民局が酒を通した広域観光を図るために、県民局内で地酒を提供する宿泊施設の職員を対象に今年9月から3回シリーズで開催してきたものです。今回が集大成となる3回目で、利き酒師で日本酒ライターの市田真紀さんを講師に招き、日本酒の管理方法や酒器による味わいの違いについて学びました。保存については日本酒のビンの蓋を開けなくても、紫外線に当たったり、気温の変化がある場所で保存していれば劣化する。栓を開ければできるだけ早く消費することが望ましいとしました。また、日本酒を提供する際、香りや味が器によって感じ方が変わることについてなど、実際にテイスティングしながら違いを感じ取っていました。今回参加した宿泊施設では、今年10月から地酒を楽しんでもらうための地酒飲み比べセットを提供していて、今後、講座で学んだ知識を各施設で活かし、備中の地酒の魅力を発信していきます。




