本州四国連絡高速道路は早島料金所で強盗を想定した防犯訓練を行いました。
訓練は強盗事件が増加傾向にある年末に、料金所職員の防犯意識向上と非常時の対応を確認するため、本州四国連絡高速道路と倉敷警察署などが連携して毎年行っています。今年は料金所の職員が交代する午前5時に強盗が押し入り、現金を奪って逃走するとの想定で行われました。銃を突き付けられた職員は、犯人に大声で脅されながらも、ゆっくりと扉を開けたり、現金を渡したりと、時間稼ぎをし、逃走した犯人に対しては、車にカラーボールを投げつけたり、車のナンバーを記憶して警察に通報したりしていました。本州四国連絡高速道路では平成17年に淡路島の料金所で現金が強奪される事件が発生していて、今回の訓練も万が一に備えて真剣に取り組んでいました。訓練後、倉敷警察署からは、逃走に使われた車両について、プレート、色、車種など、わかることはすべて覚え、また、犯人については服装や身長、体型などを覚えておくことも重要で、事件が起きた場合にできるだけ正確に情報を伝えてほしいと講評を受けていました。




