岡山県が今年3月末での閉鎖を決めている水島サロンの問題できょう、倉敷市の伊東香織市長が存続に向けて石井知事に財政支援を要望しました。
県庁を訪れた伊東市長は、存続を願う利用者や地域住民の要望と倉敷市議会が住民からの存続請願を採択したことなどを受けて、石井知事に最大限の財政支援を求めました。伊東市長は、倉敷市が水島サロンを活用する場合、利便性や安全性の向上と経費削減の必要性を訴え改修費として5億円以上の負担になると説明しました。また、光熱費などの経費削減策として太陽光発電の設置を検討していると話しました。この日、県知事との会談を前に伊東市長は、存続の要望をしている住民団体の代表らと面会し行政と市民が一体となって取り組めるよう住民側に今後の協力を要請しました。閉鎖の決定から一転、存続へ動き出した水島サロンの問題は、今月中旬には結論が出る予定です。




