倉敷市立精思(せいし)高校で、27日の夜全校生徒と地域住民との交流イベント「わかばフェア」が初めて開かれました。
倉敷市八王寺町にある夜間部の定時制高校倉敷市立精思高校では、普通科と商業科に1年生から4年生までの102人が通っています。「わかばフェア」は、開かれた学校づくりの推進と社会貢献活動を目的に初めて開催された全校生徒と保護者、地域住民との交流行事です。27日の午後6時から始まった「わかばフェア」では、チャリティバザーやゲーム、カフェなど生徒が企画したイベントが行われました。特に商業科の4年生担当のチャリティバザーでは、500円のランドセルや100円のスクールセーターなど地元企業から無償で譲り受けた2000点の商品が破格値で販売され、お買い得商品を買い求める人たちでにぎわいました。ペットボトルボーリングや空気砲ゴルフなどのゲーム、クイズに答えてスタンプを集めると景品がもらえるスタンプラリーなどは子どもたちの人気を集めていました。また、カレーやチヂミといった食べ物販売の模擬店やコーヒーに紅茶などの飲み物を提供するカフェ、連携高校の生徒が企画開発した商品の展示即売コーナーも設けられました。
【インタビュー】精思高校4年生三宅貴士生徒会長
チャリティバザーの売り上げ金をはじめ「わかばフェア」での収益金は、東日本震災復興支援金として全額寄付されることになっています。




