学校図書館のあり方や児童生徒の読書習慣などについて考える中国地区学校図書館研究大会が倉敷市内で行われました。
この研究大会は、学校図書館教育の充実と発展を目的に、小・中・高校の教諭や司書などで組織する学校図書館協議会が開催しました。中国地区では2年に1回開催され、各県が持ち回りで行っています。倉敷での開催は昭和52年の第10回大会以来38年ぶりで、「豊かな心を育み、言語活動を充実させる、図書館活動」をテーマに倉敷市内の学校での公開授業や各県の取り組みなどが報告されました。報告では読書習慣確立のために朝読書や読み聞かせを全校一斉に行ったことや図書館資料の整備、充実、司書教諭の研修を行っていることなど、中国5県の代表が各県の現状について伝えました。また、今年4月に施行された学校司書に関する法律に基づいて読書量の増加、図書館利用率の向上に関しての取り組みについても紹介され、参加した教諭などは各学校での図書館活動に活かすため、真剣に話を聞いていました。




