玉野市立宇野中学校の2年生4人は、海の治安と安全を守る玉野海上保安部で職場体験を行いました。
生徒たちはまず、海上保安部の職員から海図についての説明を受けました。海図には地図と違い、潮の流れや海底の様子などが書いてあることや、船の進路を考えるときに、2つの三角定規を使いながら方角を測る方法などを学びました。その後、宇野港から巡視艇「たまなみ」に乗り込み、洋上パトロールへ出航しました。パトロールは、渋川沖までの往復約20キロの間で行われます。生徒たちは、レーダーの見方の説明を受けたほか、船長の指示を受けながら舵を取る体験をしました。瀬戸内海のパトロールは、不審船や流木などがないか、特に注意して行っているそうです。生徒たちは、双眼鏡を使って船の周囲を見渡し、不審なものがないかを監視するなど、海上保安官の仕事についての関心を深めていました。
【インタビュー】▽生徒はー(2人)
宇野中学校では、玉野市内の57の事業所などで2年生129人が18日から20日まで職場体験を行います。




