五感力育成研究と題した講演会が倉敷市内で開かれ、発達障がい児との美術の取り組みが紹介されました。
この講演会は、地域貢献の一環で倉敷水島ロータリークラブが企画しました。
倉敷芸術科学大学デザイン芸術学科 准教授の五十嵐英之さんを講師に迎えて美術を用いた発達障がい児の支援について話を聞きました。
講師の五十嵐さんは、支援学校に勤めていた頃、自閉症の人との絵画を仲立ちにしたコミュニケーションに可能性を見出しました。
透明な板を挟んで絵を描き合ってコミュニケーションをとることで五感を養い、社会への適応力が高まると言います。
発達障がいのある子どもの支援施設や学校関係者、保護者などおよそ80人が参加し、熱心に話を聞いていました。




