秋の火災予防運動にあわせて倉敷市真備町の特別養護老人ホームで合同消防訓練が行われました。
訓練は、1階の厨房で火災が発生し、延焼拡大するという想定で行われました。出火を感知し、館内の火災通報設備で自動で119番通報。火元を確認した職員が、館内の利用者に避難を指示しました。訓練には、消防車両4台と消防職員、特別養護老人ホームクレールエステート悠楽の職員あわせて30人が参加しました。煙を吸って逃げ遅れた職員の救助訓練も実施され、本番さながらに消防署員が迅速な動きで救出活動にあたりました。倉敷市消防局管内の今年に入っての火災件数は、83件となっています。去年は、倉敷市の火災件数が、統計を取り始めてから最も少なく、近年は、減少傾向にあるということです。訓練後の講評では、施設の職員へ万が一に備え訓練を続けることの大切さを話していました。




