岡山駅と総社駅を結ぶ吉備線の開業111周年を祝うイベントが開かれました。
総社駅の1番ホームから、開業111周年の記念列車が出発します。総社駅長の田中明徳さんなど3人の出発合図で、ゆっくりとホームを滑り出していきます。
吉備線は、総社駅と岡山駅の間、およそ20キロを結びます。明治37年11月の開業以来、通勤通学の足として、親しまれています。
▽訪れた人は―
開業111周年記念イベントでは、鉄道マニアとして知られる芸能マネージャー南田裕介さんと、鉄道ママドルの豊岡真澄さんによるトークショーが行われました。ステージでは、総社駅を発着する車両の種類や特徴などを語るなど鉄道大好きトークが繰り広げられました。
会場では、総社の美味しいものが集まった物産展も開かれました。総社のソウルフード、カルピスのクリームをフランスパンで挟んだアイスパンやカルピスと桃のカクテルが提供されました。早速、訪れた家族連れらが、総社の味を堪能していました。
子ども達に人気だったのは、プラレールとミニSLのコーナーです。ミニSLは、吉備線と平行して走りました。吉備線開業111周年記念イベントは、吉備線への愛着を深め、利用促進を図ろうと企画されました。
▽吉備線開業111周年事業実行委員会 坪井祥隆 委員長
吉備線は、来年春から愛称名が「桃太郎線」となるほか、LRT(次世代型路面電車)化の検討も進められています。




