大麻や覚せい剤などの薬物乱用の危険性や恐ろしさについて学ぶ薬物乱用防止教室が倉敷第一中学校で開かれました。
深刻な社会問題となっている身近な薬物汚染を防止し、薬物に関する正しい認識を身に付けるため倉敷第一中学校では、倉敷警察署の署員を講師に迎え、薬物乱用防止教室を開きました。教室に参加した１、２年生と保護者や教職員など６００人は、倉敷署生活安全課の一安富美課長補佐からエスとかスピードと呼ばれる覚せい剤やエクスタシー、イーなどの隠語をもつ合成麻薬など薬物の種類や薬物の乱用が人間の脳神経に及ぼす悪影響などについて学びました。また、保健委員会の生徒と教員による役割演劇（ロールプレイング）が披露され、中学生が先輩から、たばこや覚せい剤などを勧められた場合の断り方について考えました。さらに、ＤＶＤを観賞し人間の精神や体をボロボロにし、死に追いやってしまう薬物乱用の恐ろしさなどの認識も新たにしました。薬物乱用防止教室では、倉敷第一中学校の学校薬剤師松枝光治さんからも「人生の達成感や快感は、薬だけでは絶対に得られない」ということを付け加えました。
