倉敷市の多津美中学校。ベテラン理科教諭の難波治彦先生。土曜日の校内で今年4年目の木下敬司先生に手作りした実験教材の使用法や指導ポイントなどを伝えています。難波先生は、多津美中学校の理科部会が3年前から取り組んでいる実験教材の開発に中心となって取り組み、先月末、国立科学博物館の「野依科学奨励賞」を受賞しました。さらに、東レ科学振興会からも多津美中学校の取り組みが評価され、理科教育賞を受賞しています。
多津美中学校 難波治彦教諭
「ごくありふれた教材開発に対して外部の機関が評価してくれたということは我々理科部会にとって励みになる・・・」
先生たち控え室に、試行錯誤の後があります。そうして完成した教材は、理科部会の先生で協議し授業に取り入れています。
多津美中学校 木下敬司教諭
「造ったり想像したり考えたりすることの奥深さを改めて実感して毎日楽しませてもらいながら一緒に学ばせてもらっています。」
先生たちが開発した実験教材は何種類もあります。いずれも生徒たちに理科の面白さを伝えようと操作をシンプルに、分かりやすくしています。
先生たちの考え方に「マイクロスケールケミストリー」というものがあります。開発した気体発生装置も通常と比べて小型の器具、少量の薬品を使うことで、安全で安価、しかも、より多くの生徒たちが短時間で実験できるよう配慮されています。
多津美中学校 難波治彦教諭
「身近なものでより分かりやすく原理原則を再現できる装置を作っていきたい。」
まもなく、新たな実験教材が完成予定です。先生たちの教材開発への意欲は尽きません。




