間もなくウールの衣類が恋しい季節がやってきます。
倉敷市の倉敷民藝館では、手づくりのマフラーの展示即売会が開かれています。
展示即売会を開いているのは、岡山市の染め織作家永井博子さんです。会場には、真っ白な羊毛を染めて紡ぎ、織り上げたマフラーなどウールの小物およそ100点が並びました。ウールは、染料が混ざりあうことで美しいグラデーションを作りだすことが出来ます。永井さんは、これを紡ぎ、このグラデーションを生かしてマフラーを織り上げています。全てが手織りでその柔らかな手触りと優しい風合いが人気です。
一方、会場では、永井さんの絣の作品も展示しています。永井さんは、夫の転勤で島根にいた頃、島根県の広瀬絣伝習所に通い、広瀬絣の技法を学びました。バッグやテーブルクロスなど絣の小物およそ50点を展示しています。
▽染め織作家永井博子さん
染め織作家 永井博子さんによる手紡ぎ・手織りマフラーと絣布展は、倉敷市の倉敷民藝館で次の日曜日まで開かれています。




