総社市美袋で、一部が壊れていた祠の修復工事が終わり、祀られている石仏の供養祭が開かれました。
祀られている石仏は、地蔵菩薩供養塔として地域で親しまれ、昔は毎年秋に祭りが開かれていたそうです。十数年前の台風などで壊れていた祠をなおし、祭りを復活させたいと考えていた柳井 邦夫さんなど地元の有志によって、今回修復工事が行われました。今月中旬から工事にかかり鉄板や石の柱などで補強をし、23日に修復が終わりました。石仏供養祭には、地域住民や地元保育園の園児が参加し、修復を喜び合いました。かつて開かれていた祭りに倣い、参加した子どもたちにはお菓子がふるまわれました。
【インタビュー】▽修復に携わった 柳井 邦夫 さん
柳井さんたちは地域活性化をめざし、石仏が地域住民の心のよりどころとなるよう守り伝えていきたいと話していました。




