秋祭りが各地域で続いています。倉敷市連島町西之浦地区では、17日と18日、厄神社の秋祭りが行われました。
若者も高齢者も厄神社の秋祭りは、連島地区が熱くなる2日間です。最終日の夜は、氏子町内を回った神輿の宮入を追うように4つの町内会の千歳楽8基が集まり、熱気を帯びます。提灯が掲げられたこの場所は、「十二張」と呼ばれ、千歳楽が、提灯をくぐると祭りが終わるとされています。四丁内からはじまった千歳楽の練りは、西町、腕、奥と続きます。各地区で大若と小若の2基の千歳楽が、じっくりと時間を使います。腕の千歳楽は、千歳楽が差し上げられると紙ふぶきが舞い、集まった人たちを喜ばせました。太鼓を叩き、伊勢音頭をアレンジした「連島小唄」を歌いながら力強く担ぎ上げます。最後を飾るのは、奥の千歳楽です。深夜11時を過ぎても熱気は冷めません。奥の大若が十二張を超えると、2日間の秋祭りが終わり、連島地区の秋が深まります。




