水島工業高校の生徒たちが製作した有人飛行機が、プロジェクト発足から6年半の歳月を経て飛行に成功しました。
有人飛行に挑戦する水島工業の「エアロMECIA」です。
機体には、軽量化を図るため炭素繊維を使い、動力には、太陽光と水素燃料電池、リチウムイオン電池を使うなど機械や電気、工業化学など工業高校の専門知識と技術をつぎ込みました。
プロジェクト発足から6年半、機体完成から2年あまり先月9月にテスト飛行を終え、待望の飛行お披露目です。
およそ150人が見守る中、美しい機体が1~2メートル浮き上がりました。
▽水島工業高校教諭OB服部亮一さん
フライトには、小型機免許を持つ三宅秀俊教諭が搭乗し、滑走路上をおよそ200メートルおよそ10秒間飛びました。
▽初飛行を成功させた三宅秀俊教諭
▽プロジェクトリーダー香取洸介君(水工3年)
このプロジェクトは、学校創立50周年事業として2009年に発足、延べおよそ30人の生徒が携わりました。




