今年は戦後70年の節目の年です。倉敷市戦没者追悼式が倉敷市民会館で開かれ、参列者は平和への誓いを新たにしました。
倉敷市戦没者追悼式には、太平洋戦争などで亡くなった倉敷市出身の戦死者の遺族や市の関係者などおよそ800人が出席しました。戦死者を偲び参列者全員で黙とうをした後、倉敷市の伊東香織市長が「今日の平和の礎は多くの犠牲者のおかげでなりたっています。恒久平和の誓いを新たに、ふるさと・倉敷の限りない発展に尽くします」と式辞を述べました。その後、参列者の代表が祭壇の前に設けられた献花台に菊の花を手向け、7317柱の霊を慰めました。また、遺族を代表して倉敷遺族連合協議会の石原育子さんが「いつまでも英霊のことを忘れないでください。英霊もたくさんの人が来てくださったことを喜んでいると思います」と謝辞を述べました。参列者は、戦死者に哀悼の意をささげるとともに、戦後70年を迎え改めて、戦争のない平和な世界を誓いました。




