玉野市の工房・ギャラリーの駅東創庫で、木を使った作品を展示する「エキヒガシ木工展」が29日から始まりました。
会場には玉野市八浜出身の木工作家、加門勝美さんが製作した木のおもちゃや家具、およそ120点が並べられ、訪れる人の目を楽しませています。こちらはアルマジロのおもちゃです。木目を上手く活かしてリアルさを追求しています。加門さんは元々、大工をしていて、一時は動物園にも勤務していたそうです。これらの経験が加門さんの得意な動物のおもちゃ作りに生きています。また、加門さんは全ての作品に岡山産の桐を使うことにこだわっています。桐は木肌が色白で柔らかく、木目は真っ直ぐで美しいのが特徴です。他の木材に比べて軽いこともあって、持ち運びにも便利です。桐が持つ特性は、子供用のおもちゃから、実用的な家具まで、幅広く手がける加門さんには打ってつけだそうです。木の芸術が堪能できる「エキヒガシ木工展」は2月1日(月)まで、玉野市の駅東創庫で開かれています。




