玉野市の重要無形文化財に指定されている八浜八幡宮の秋祭りで巡行するだんじりが、122年ぶりに修復されました。
大阪府岸和田市で修理していただんじりが、この日八浜地区に戻ってきました。
全長2・5m、高さ4・2m、重さ1・5tのだんじりは、200年以上前に作られたものです。
ヒノキ作りで、大阪の彫刻師が手がけた豪華な装飾が目を引きます。
122年ぶりに行った修理では、すべて解体して台車を調整するとともに、腐った部分を一部交換。
彫刻の油汚れも落としました。
この日は神事が執り行われ、関係者が無事を祈りました。
八浜八幡宮の秋祭りは、江戸時代から始まっている県内でも歴史のある行事です。
一時途絶えていましたが、八浜町並み保存推進委員会の「だんじり・奴保存会」が1996年に復活させました。
今年の秋祭りは10日から行われ、11日午後から奴行列、だんじり、みこしが勇壮に八浜地区を練り歩きます。




