高梁川の河口では、孵化直前の鮎の受精卵の放流が行われました。
鮎の受精卵は、9月28日に総社市の高梁川栽培漁業研究所で人工採卵されたものです。高梁川・霞橋南の汐止めえん堤・右岸では、0・7ミリから1ミリほどの小さなアユの卵2500万粒を付着させたシュロの繊維の束を筏に吊るして川へ放流しました。
【インタビュー】高梁川栽培漁業研究所・小西富美夫所長
アユの受精卵の放流は、天然鮎の産卵が減少し、遡上する稚鮎が減っている現状を食い止めようと岡山県内水面漁業協同組合連合会が平成5年から毎年、10月初旬に高梁川、旭川、吉井川の3つの主要河川で行っているものです。




