県立倉敷中央高校福祉科は地域の高齢者などを招いて日頃の学習成果を発表するウェルフェアデーを開きました。
会場となったライフパーク倉敷には実習先としてお世話になっている福祉施設の利用者や職員、倉敷中央高校の地元老人会「西富井老楽会」の会員などおよそ130人が集まりました。福祉科の1年生から3年生115人は、ステージ発表として学年ごとにダンスや歌を発表しました。1年生は、文化祭で発表したうらじゃ踊りを揃いのTシャツ姿で元気に踊りました。また、2年生はこの日のために練習した手話で「涙そうそう」を披露し、集まった人たちにも手話を説明しながら、一緒に歌いました。3年生は、2つのグループに分かれひょっこりひょうたん島と炭坑節を踊りました。中でも炭坑節は、高齢者にもなじみがあり、車イスの人も生徒と一緒に輪に入り、手を動かしていました。生徒たちは、自分の出番以外の時には施設利用者や老人クラブのメンバーのそばで声をかけ、ふれあいを楽しんでいました。
倉敷中央高校では福祉科が設置された平成8年から毎年、地域の人たちへの感謝と学んだことの実践の場としてこの行事を行っています。




