総社市議会の議員有志は、予約による乗り合い型のタクシー、デマンドタクシーについての研究会を開きました。
市民の交通の利便性向上に向け各地で取り入れられているデマンドタクシーについて、総社市に導入した場合のメリット・デメリットを探るため、議員有志が調査研究しているものです。研究会では、これまで有識者への意見聴取や先進地の視察などを行い、今回は、研究会としての検討結果をまとめました。参加した議員から市民の交通について考える中で「デマンドタクシーだけに絞って協議するのはいかがなものか」と意見もあり、結果として今後は、他の交通形態の可能性も探りながら現在は最良と思われるデマンドタクシーについて研究を進めていくことにしました。総社市では民間の路線バスの本数縮小に伴って去年４月から、乗り合い方式のコミュニティバスの運行を試験的にしています。このコミュニティバスは阿曽地区と昭和地区であわせて４路線運行されていて利用者数は、４月から１２月までの合計で７２９人、１日あたりにすると２．６人です。議員有志による研究会ではこうした状況も踏まえ、今後もバス利用者などにより利用しやすい交通の実現を目指して協議をすすめていきます。
