「第7回倉敷権利擁護支援フォーラム」がくらしき健康福祉プラザで開かれ、「あなたが主役の成年後見」をテーマに講演が行われました。
このフォーラムは、認知症などの介護が必要な高齢者の権利を守ろうと、倉敷市社会福祉協議会が毎年開いています。
今年は2部制で行われ、はじめに岡山パブリック法律事務所の井上雅)雄弁護士が、「成年後見利用の現状と課題」と題した講演を行いました。
井上さんは、成年後見人制度の利用者が増加し、対応が追いついていない点や、不祥事が発生している点を課題に挙げ、法人後見人を増やすことが課題の解決につながると述べました。
また、後半は「もっとわかりやすく成年後見!」をテーマに、司法書士や公証人など、4人のプレゼンターがリレートークを行い、法定後見や任意後見といった様々な制度を、スライド資料を交えながら説明をしました。
会場に集まったおよそ170人は、メモを取りながら、熱心に講演を聴いていました。




