お盆でお迎えした先祖の霊をお送りする灯明送りが倉敷市呼松の安楽院で行われました。
安楽院の灯明送りはお盆の恒例行事です。お盆でお迎えした先祖の霊を送る行事としては10年前までは御舟流しを行ってきましたが現在は、灯明送りに姿を変えています。訪れた地域住民はろうそくを入れる器に先祖供養などの文字を書き火を灯した後、灯明に手を合わせていました。また、境内には戦没者の慰霊塔があり戦後70年に合わせて塔の周りにも灯明を置いていきました。
今年は、終戦から70年の節目になることから安楽院の江原仁海住職が戦争の歴史、平和の大切さを知ってもらうと同時に呼松地区の戦没者を祀る塔に毎年手を合わせに来てもらいたいと塔の前には「伝える」の文字を浮かび上がらせました。灯明送りの行事にはおよそ200人の住民が訪れ先祖の霊を送り返していました。




