倉敷市の児島中央病院では、芸術の秋にちなみオータムコンサートが開かれました。
「オカリナと箏の優しい調べを楽しんで」と開かれた児島中央病院のオータムコンサートでは、オカリナ奏者 渡辺史子さんと和楽器奏者 原野学さんによる「ユニット妖(よう)」が出演しました。山形県出身の渡辺史子さんは、オカリナの世界的奏者大沢聡さんに師事し、現在は、岡山県内唯一の大沢聡認定オカリナ講師として活動を行っています。また、灘崎町生まれの原野学さんは、作陽音楽大学卒業後、邦楽奏者の道を歩み箏、三味線、尺八などの和楽器を演奏し、邦楽、洋楽を問わずさまざまな人たちとジャンルを超えた音楽活動を行っています。オカリナ奏者の渡辺史子さんと『ユニット妖』を5年前に結成して以降、岡山県内をはじめ、全国各地で演奏活動を展開し、2014年には、『ユニット妖』のオリジナルファーストアルバム「懐彩(なついろ)」を発表しています。児島中央病院で初めて行った演奏会では、「宵待草」や「こきりこ節」「荒城の月」といった日本の秋の名曲などを披露しました。オータムコンサートに集まった入院患者や近隣住民たちはオカリナと箏の優しい音色に耳を傾け、心癒されていました。




