佐賀県の中学生が修学旅行で倉敷市を訪れ、公害被害患者から話を聞きました。
倉敷市を訪れたのは、総合学習の授業で環境について学んでいる佐賀市立成章中学校の3年生163人です。環境学習センターでは、倉敷市在住の公害認定患者2人が生徒たちに市内で起きた公害について語りました。水島地域では、1960年から70年代にかけて大気汚染物質が大量に空気中に排出され、3883人が国の制度で公害病と認められました。2人は、「当時は、農作物も育たなくなっていた」「外に出るとばい煙で服が真っ黒になった」「今でも咳が止まらず眠れない日がある」などと公害で受けた苦しみを訴えました。
【インタビュー】話を聞いた生徒―
また、この日は倉敷市環境学習センターの職員から、環境監視センターの仕事など倉敷市の取り組みが紹介されました。




