水島警察署などは、特殊詐欺を未然に防いだとして、倉敷鶴の浦郵便局に感謝状を贈りました。
表彰状が贈られたのは、倉敷鶴の浦郵便局の山口智久局長と、声かけを行った
山田真理子主任です。今年7月30日、ATMの前で電話をしている男性客がいることを他の来店客から聞き、不審に思った山田さんが声をかけたところ、「メモをした住所に現金を送る」と答えたことから、詐欺ではないかと不審に思い、
山口局長に報告。説得を続け、詐欺被害を未然に防ぎました。男性客は、インターネットの動画サイトを閲覧した際に金銭を要求するワンクリック詐欺に
遭いかけていたそうです。倉敷鶴の浦郵便局では普段から顧客に対する声かけを
心がけていたことが詐欺を未然に防げたポイントだった、と話しています。
【インタビュー】▽倉敷鶴の浦郵便局 山田 真理子 主任
水島警察署管内の8月末までの特殊詐欺発生件数は、去年より1件減って7件で、被害額はおよそ2300万円となっています。




