1日からの「居眠り海難防止運動」に合わせ、水島海上保安部は貨物船で啓発活動を行いました。
JFEスチールで行われた啓発活動では、水島海上保安部の職員3人が、居眠りによる海難事故防止の指導を行いました。3人は、JFEスチール内の岸壁に停泊している貨物船に乗り込み、乗組員に「居眠り防止を徹底して、安全な運航を行ってください」と呼びかけ、「当直交代を行いやすい環境作り」「無理のない運航計画の策定」など居眠り防止策が書かれたチラシを手渡しました。また、乗組員からは、2分間動かなかったら警報が鳴る居眠り防止装置や呼び出しボタンについての説明が行われました。
【インタビュー】水島海上保安部航行安全課 久保優也海務係
秋から冬にかけては、暖房の使用などから、居眠り運航の危険性が高くなるそうです。なお、水島海上保安部管内では昨年33件の海難事故が発生しており、そのうち1件が居眠りが原因と見られています。




