続いては、紙粘土を使って実に可愛らしい小物を製作する倉敷市真備町在住の作家を紹介します。実はこの作家さん、ちょっと変わった方なんです。どんな方が登場するのでしょう。さっそくご覧ください。
なんとも愛らしい表情の動物たちをあしらった壁掛けや、携帯ストラップなどの小物の数々。いかがですか?可愛いでしょう?どんな人が作っているかといいますと…顔アップ迷彩柄の上下にスキンヘッド。怖そうに見えますが…見えるだけです。粘土作家の川上早人さん。20歳から会社勤めをしていましたが、43歳で脱サラ。去年から、自宅の車庫を工房に改装して紙粘土作品の制作を続けています。まるで水槽の中のように、いきいきと海の生物が表現された作品。こちらは、人気作品のお地蔵様。文字も川上さんが書きました。川上さんは幼い頃から物を作ることが好きで、工房にある机やゴミ箱も色を塗りなおすほどの凝り性。そんな川上さんが粘土作家として腕を磨くきっかけになったのがこちらの学習机。今から10年前に一緒に暮らす姪の小学校入学を祝って手作りで製作しました。机の引き出しにはリンゴやサクランボといった紙粘土で作った果物があしらわれています。これこそが川上さんの粘土細工の原点なのです。高校生になった姪は今でも大切にこの机を使っています。作品のアイデアが浮かばないとき、川上さんがこもる部屋があります。何をするつもりなのでしょう?川上さんのもう一つの生きがいはなんと筋トレ。ベンチプレスでも70キロを持ち上げるほどのパワーの持ち主です。でも筋トレ好きの粘土作家というのも、ユニークですよね。
皆さんも是非、作品を手に取り、川上さんの風貌と作品のギャップを楽しんでみてくださいね。
川上さんの工房は真備町服部にあります。
興味のある方は090-7591-6352までお問い合わせください。




