今月24日から一週間は、学校給食週間です。学校給食の意義や役割を広く知ってもらおうと各地で様々な行事が開かれています。きょう紹介するのは、倉敷市のライフパーク倉敷で開かれた子ども料理教室です。
身支度を整えるのは、倉敷市内の小学4年生。子ども料理教室「キッズシェフ」に今年参加したのは、140人を上回る応募の中から、選ばれた30人の子ども達です。指導するのは、倉敷市内の学校で働く栄養士の先生たち。ダシのとりかたなどの調理方法や料理の楽しさを知ってもらおうと子ども達にアドバイスします。いりこは、頭やハラワタを取り、2つに割って使うことなど、初めて見聞きすることに子ども達も驚きの表情です。この日、用意されたのは、ホウレン草やピーマン、タマネギなど・・・。これを材料にして「サケのカラフルホイル焼き」や「さつま芋とキノコの味噌汁」など4品を作ります。子ども達は、5人ずつ6つのグループに分かれて早速調理開始です。下準備した いりこを鍋に入れ、ダシをとることから始めました。そして、調理台では、子どもたちが野菜の皮剥きに挑戦です。危なっかしい包丁使いには、そっと助けの手が差し伸べられます。カラフルな野菜も切りそろえられました。サケの上にのせてオーブンで焼き上げます。続いて、子ども達に与えられた課題は、味噌汁に入れる豆腐の調理です。直接手の上にのせて包丁をいれるため、子ども達の表情も真剣です。切りそろえた具材をいりこのだしを取った鍋に入れ、味噌汁を作ります。そんな子ども達の様子を心配そうに見学するのは、お母さんたちです。子ども達の作った料理が次々と完成します。おにぎりも自分たちでにぎりました。自分達で作るという貴重な体験、それに出来上がった料理の味に、子ども達も大満足の様子です。




