不妊治療の一端を担う胚培養士について知ってもらう事を目的にした講座が、倉敷中央高校で開かれました。
この講座は、生徒に生殖補助医療に携わる医療技術者・胚培養士という資格について知ってもらい、進路選択の視野を広げてもらうことを目的に初めて開かれたものです。講座に参加したのは、2年生の理系を選択している生徒など、22人です。初めに岡山大学の生殖補助医療技術教育研究センターの助教が講演し、精子や卵子についての基本的な話や、日本の不妊治療件数が増加しているなどといった、生殖補助医療を取り巻く現状について説明しました。続いて行われた実験では、胚培養士が行っている作業を体験しました。生徒たちは、グループに分かれ、ブタの卵子を凍結させるため、特殊な液に浸した時に収縮する様子を観察していました。
【インタビュー】▽生徒はー
生徒は講座を通し、生殖補助医療についての関心を深めていました。




