台風１５号はきょう（２５日）午前、九州に上陸し、昼にかけて岡山県に最も接近しました。県内でも強い風が吹き一部交通機関が乱れるなどの影響が出ました。
台風１５号は午前６時ごろ、熊本県に上陸し、昼前に日本海へ抜けました。岡山県内では台風接近にともない朝から昼すぎにかけて強い風が吹き、玉野市では午前１１時３分に最大瞬間風速２３・３ｍを記録しました。（倉敷＝１５・２ｍ １１時４３分）また台風の雨雲がかかり、一時的に強い雨が降りましたが、午後３時までに観測した雨の量は、倉敷で９mm、玉野で５・５mmとなっています。台風の影響で、交通機関に影響が出ました。鉄道はＪＲ瀬戸大橋線の児島駅と坂出・宇多津駅の間で始発から午後２時ごろまで運転を見合わせました。また、瀬戸中央自動車道も、強風の影響で午前９時半から、児島インターチェンジと坂出インターチェンジの間で通行止めになりましたが、午後１時までに解除されました。このほか、倉敷市小学生・中学生将棋大会、児島ボートが中止になるなど、一部のイベントに影響が出ました。なお、きょうの宇野港の満潮は午後８時６分です。この時間の前後では高潮にも警戒してください。
