夏休みの自由研究や日ごろ採集した昆虫や植物などの名前を専門家と一緒に調べる会が倉敷市立自然史博物館で開かれました。
倉敷市の自然史博物館では、毎年、夏休みの期間中に博物館友の会と共催で標本の名前を調べる会を開いています。夏休みの課題や自由研究として取り組んだ標本作りへの参考と動植物をはじめとする自然分野への関心を深めてもらうのがねらいです。会場では、動物、植物、地学、昆虫などそれぞれの分野に詳しい学芸員や大学講師、アマチュア研究家など17人が指導にあたりました。訪れた親子連れは、海や川、山などで集めた貝殻や石、コケや昆虫などさまざまな採集物を机に広げ、専門家の講師から名前や種類などを教えてもらいました。また、専門家からは、名前だけでなく見分け方や生態などについても詳しく指導が行われました。専門家から直接標本の名前を教えてもらえる機会とあって、会場には、子ども連れだけでなく一般の標本収集家なども訪れていました。




