倉敷市の大原美術館では、夏休み恒例の「チルドレンズ・アート・ミュージアム」が開かれ、子どもから大人までが芸術に親しみました。
館内で美術館の名画を観賞するギャラリーツアーをはじめ,野外彫刻に触れて遊ぶダンスワークショップなど16のプログラムが行われました。スイスの画家・ホドラーの油絵「木を伐る人」の前では、絵の中の木をきる人になりきって写真撮影をしたり、アメリカの画家・フランシスの作品「メキシコ」の前では、赤、青、黄色のスタンプインクを指先に付けて描く抽象画に挑戦しました。美術館の中庭広場では、モネの睡蓮の池の景色を40個の四角に分けて40人一人ひとりが描いてひとつの作品に仕上げていました。そのほか、アクリル絵の具を画用紙で挟んで描く合わせ絵『デカルコマニー』や紙の皿にマスキングテープでデザインした分身人形を2本のヒモを使って高くのぼらせる『立体アート』、大原美術館の名画のポストカードなどを切り貼りして創る『うちわアート』などを体験し、参加者は、美術館を身近に感じながら創作の楽しさを味わっていました。




