子どもたちにお金の知識を深めてもらおうと玉島信用金庫倉敷支店でマネースクールが開かれました。
倉敷市内の小学校高学年の児童３５人が参加しました。今年は、「お札の一生」をテーマに玉信の職員から講義を聞きました。クイズを交えた講義ではお札は日本銀行が発注して国立印刷局が印刷していること、１万円札の寿命は４年から５年であることなどが説明されました。講義の後は、銀行の仕事を体験してもらおうとお札の数え方を模擬紙幣で教えてもらい、６つのグループに分かれて、正確に数えられるか、ゲームで競いました。６つのグループのうち２つしか正解にならず、正確に数える難しさを実感していました。
また、１億円分のお金を持つ体験もあり、およそ１０ｋｇにもなるお札の束と一緒に記念撮影していました。このマネースクールでは産学連携協定を結んでいるくらしき作陽大学の学生も先生役になって、「１円玉の秘密」と題してクイズやゲームを行い、参加した子どもたちは楽しみながら知識を深めていました。
このマネースクールは平成１８年から始まり、毎年内容を変えて開催しており、今回が１０回となりました。
