今月4日に画聖雪舟ゆかりの寺宝福寺で行われた雪舟体験学習に参加した子どもたちによる作品展が総社市で開かれています。
会場には雪舟体験学習に参加した子どもたちが体験学習で一番心に残ったことを俳句風に詠み、人差し指に筆先をつけて書く指筆でしたためた作品が展示されています。29点のうち、参加した子どもたちが審査して特別賞5点を選びました。子どもたちが、座禅を体験して感じたことや、聞こえてきた蝉の声などを力強く書いていました。
また、参加者全員で制作した寄せ書きには、「夏の想いで」や友情など、様々な言葉が並びました。この雪舟体験は、総社市文化協会の主催で毎年行われており、会場には5月に行われた吉備再発見写生大会の特別賞作品10点もあわせて展示されています。特別賞には宝福寺の三重塔や山門を題材にした絵も多く、雪舟体験の作品とあわせて楽しむことができます。
雪舟体験学習作品展は23日(日)まで、総社市民ギャラリーで開かれています。




