水島コンビナート・エコ通勤検討協議会が開かれ、エコ通勤の結果や今後の課題を話し合いました。
今年度2回目の会議にはコンビナート主要企業の職員など21人が参加しました。水島コンビナートは、自動車で通勤している従業員に、水島臨海鉄道を中心とするCO2排出量の少ない公共交通などを利用するように呼びかけるエコ通勤を2年前から行っています。期間中は水島臨海鉄道の最寄りの駅から企業までの無料シャトルバス運行や自転車のレンタルを行ってきました。今回実施したアンケートでは、去年1カ月間行ったエコ通勤には、車で通勤している人のうち、およそ2割の人が参加したと回答。2年連続で参加した人が85%いたことや、エコ通勤への認知度がおよそ92%だったそうで、会議では「エコ通勤が浸透している」と報告されました。その一方で車が多い道路での自転車の安全性や、残業をすると公共交通では最終時間に間に合わないなどの課題も指摘されました。エコ通勤検討協議会では、今後も徐々に回数を増やすなど、いずれは毎週1回は行いたいとしています。




