倉敷野鳥の会は、倉敷市の鳥「カワセミ」の生態や生息しやすい環境づくりのための学習会を開きました。
「カワセミの郷(さと)」を創るためにと題した学習会には、倉敷野鳥の会の会員や岡山河川事務所や備中県民局、倉敷市の職員など約50人が参加しました。はじめに、倉敷野鳥の会の藤原彰夫会長から長いくちばしをもち「飛ぶ宝石」とも呼ばれる「カワセミ」の特徴や、生息状況について説明が行われました。また、DVDを観賞しながら川や池などの水辺に生息するカワセミの求愛行動や巣立ちなど生態についても学びました。さらに、自然の生態系保全に考慮した護岸工事用ブロックの中でもカワセミの巣作りに特化したカワセミブロックの設置事例や倉敷市の奥西坂の池で行われたカワセミブロックでの巣作りの実態についても説明が行われました。学習会の参加者は、倉敷市の鳥「カワセミ」が生息する環境づくりへの認識を新たにしていました。




