いろいろな体験を通して、親子で食を学ぶイベント「第4回こどものための食育フェア」が倉敷市で開かれました。
小学生親子を対象にした「こどものための食育フェア」は、幼いころから食に対する興味や関心を持ってもらおうと毎年、夏休みの倉敷市が開催している食育体験イベントです。会場のくらしき健康福祉プラザには、アナゴやタコなど生きている魚に触ってみる体験をはじめ食に関するさまざまな体験ブースが設けられました。倉敷の農産物の試食では、連島ゴボウを使った「おからドーナツ」と「大学ゴボウ」の2種類のおやつの試食とレシピの紹介が行われました。昔ながらの台所仕事では、すりこぎとすり鉢でゴマをすったり堅いカツオ節を削って削り節作りに挑戦しました。また、岡山県漁連の協力によるおさかなマスターツアーでは、瀬戸内から水揚げしたばかりの真鯛の特性や鮮度や種類を見分ける目利きの仕方などを教わりした。そのあと、魚のさばき方を見学し、真鯛の刺身や潮汁などをいただきました。さらに、食品衛生協会の協力による手洗い体験ブースでは、正しい手洗いが出来ているかをブラックライトを使ってチェックしていました。こどもための食育フェアに訪れた約300人の親子連れは、楽しく体験しながら食への関心を深めていました。




